卒業

3月1日に、ウサギの高校の卒業式があった。
進路も決まり、4月からは地元の大学に通うようになる。

早いなあ……

この頃になると、殆どの子の進路が、風に乗ってきこえてくる。
だいたいは、大学、専門などに進学。
一部浪人^^;
中には、航空自衛隊(エリート!!)に受かった子もいる。




卒業式は、つつがなく終わり
そのあとにLHRがあった。
ひとりづつ発言するのだが、3分の2の子どもたちが、卒業したくないと泣きながら言っていた。
きっと、本当に楽しい高校生活だったんだろうな。
しんみりした空気の中、うちのウサギが前に立つと
笑いがさざめいた。

「え?」

何を言ったのか(たいしたことは言ってない)覚えてないけど、一言発するごとに笑いが起きる。
いったいこの子、高校ではどんな子だったんだろう?
おとなしくて、シャイで、やさしくて、泣き虫で……
でもそれは昔の小さなウサギ。
運動神経だけは抜群だった。
(我が家の中では……ね)

家では、ごはんの時以外、部屋にいた。
ケイもそうだったから、男の子ってそういうものなんだろうと思っていた。
友達は多かったと思う。
(今日もスノボに行ってるし)
わたしの知らない、まったくちがうウサギを見ているようだった。
土日も仕事だったから、高校には本当に行ってない。
仕事だけが理由じゃなく、これくらいになるとあまり親に来てほしくないだろうと、思ったからでもある。
自分の知り合いがあまりいなかったせいもある。
ウサギが問題なく通っていたせいもあったかも。

そういえば、心配していた身長も伸びた。
ダンナを越したかも。
高校に入るときは、わたしと同じくらいしかなかったのに。
帰ってきたケイが、自分と並んだ弟を見て 「大きくなった」 とびっくりしてた。


とりあえずは、無事卒業おめでとう。









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ウリン発 タカちゃんへ

新春カウントダウンに行くため、ウリンが年末年始を大阪で過ごしたことは去年の日記に書いた。

広島に帰ってきて、開口一番、ウリンは
「実家暮らしって、いいな……」
と、ぽつんと言った。



そのまえに
ウリンの高校時代の同級生タカちゃんのことを少し書く。
高校時代、タカちゃんはソフト部のピッチャーで、ウリンはマネージャーをしていて、仲良くなった。
その頃から、タカちゃんはおかあさんと折り合いが悪かったようだが、ウリンの反抗期もものすごかったので
(ま、生まれた時から反抗期だったけど^^;)

「うちもだよ~」
「高校生の親ってたいへんよね~」

どこも同じ、くらいに、思っていた。

高校卒業後、タカちゃんは専門学校に進学したが、親の援助は一切うけなかったそうだ。
授業料は奨学金と、バイトを3個だか4個だか……掛け持ちしてまかない、卒業した。
校内の賞をいくつか獲ったと、ウリンが言ってたから、すごい頑張り屋さんだったんだと思う。
卒業後は、家を出て広島市内の美容院に勤めた。
本当は東京に尊敬するカリスマ美容師がいて、その人の店で勉強したかったそうだが、試験に落ち
広島の美容院に勤めることになった。
でもあきらめきれなかったんだろう
連絡をとり、たのみこんでいたところ
「大阪に2号店を出す。よかったらそこで働かないか」
と言われ、一も二もなく承諾し、大阪に行ってしまった。

着々と夢に向かって進んでいる友人を目の当たりにし、ウリンの「一人暮らし熱」も
この頃、最高に高まった。

「ユニバのカウントダウンに行こうよ」

と誘われ、「素敵な一人暮らし」をしているはずの友人の元に、意気揚々と旅立ったのだが……

まずユニバが寒かった。
一晩中遊ぶどころでなく、カウントダウンを待って、早々に引き上げた。

タカちゃんの部屋も寒かった。
室温は外と同じ3℃。
暖房もない4畳半ほどのワンルーム。
その部屋が月5万もするそうだが、このあたりでは超安物件なのだそうだ。
超安いのにはわけがあるものだ。
すぐとなりが、コインダンドリーで、ゴウン…ガッタン…ゴン…ガッタン…と大きな音がして
一晩中うるさくて眠れない。
おまけに韓国人が大きな声で電話するのまで、ありありと聞こえてきて、怖かったそうだ。
店に近いのだけが、唯一の利点。
小さすぎるキッチンは、流しがあるだけでガスレンジもない。

「あれじゃ、料理できないよ!」

すぐに東京にいくつもりだったので、家財道具はベッドと炊飯器だけ。
お茶碗もなくて、マグカップがひとつあるだけ。
それにごはんをよそって、交代で食べた。
お風呂は幅が3~40センチくらいしかなくて、座れない。
しかもユニットバスなので、「トイレの方に水とばさないで!」と言われたが、どうしても散る。
風呂上がりに掃除をし、一緒にベッドで寝たが、ふとんにカバーがなくて、ふとんが冷たい!

「泊めてくれたお礼に、ボアボアのシーツカバーをプレゼントしてきた」

タカちゃんの仕事は、朝の8時半~夜の7時半まで。
(家は寒いので、店にいる方がいいらしい)
そのあともカットモデルをさがすために、夜の街で、知らない人に声をかけ、お願いするのだそうだ。
家に戻るのは、11時とか……。
お給料は生活費と、洋服代に消えていく。
(美容師さんなので、ブランド品を着るようにと、店長に言われたそうだ)
お休みは週一回。

一番ツライのは、友達がいないことだそうだ。

「あんなの人間の生活じゃないよ!」
タカちゃんの現実にウリンは憤慨する。
「う~ん、いくら体力があるといっても、体こわしそうねえ」
わたしまで、心配になってきた。

家からの援助は期待できない。
あそこも母子家庭で、奥さんは自分の生活で精一杯なんだと思う。

もうじきタカちゃんの誕生日
「アクセサリーとかカメラとか、あげようとおもってるでしょ?
ちがうわよ! 実用的なものの方が絶対喜ぶよ」
と、わたし。
ウリンは八ッとして
「あ、そうか! そうだよね~」
とにかく寒かったから、あったかいものを贈りたい。
電子レンジがいい!
お弁当やお惣菜も、冷たいままでなくあったかいものを食べてほしい。

そして、つい昨日
タカちゃんが広島で勤めていた美容院に髪を切りに行ったとき、タカちゃんの話になった。
こうこうこういうわけで
「電子レンジを贈ろうと思うんですよね~」
と、言ったところ
「じゃあうちのあげるよ」
と、言ってくれた人がいた。
親の体調が悪くて、岡山の実家に帰るため、ちょうど荷物を整理していたのというのだ。
「え、いいんですか?」
「こちらこそ、家電捨てるのに、お金払わすに引き取ってくれて、ありがとうだよ!」

もらいにいったとき、その人は
「電子レンジの中にこれも入れて送って!」
と、お米をつめてくれた。
小さな折り畳み式のテーブルもつけてくれた。

「オレも、何かおくってやろうかな」
と、男の美容師も言ってたそうだ。
みんな急に大阪に行ったタカちゃんのことを、心配していた、とウリンが言ってた。

ダンナが、段ボール箱とクッション材を会社から調達してきた。
(もういらない、捨てるヤツです……念のため)

「ちゃんと美容師さんからもらった電子レンジって書きなさいよ!」
と、わたしは念押し。
「あたりまえじゃない!」
言われるまでもない、とウリン。

ウリン自身のプレゼントはちょっといい名刺入れを贈るのだとか。

ウリン発、タカちゃんへのプレゼント。
タカちゃんへ届け! 応援の想い……!







仕事納め

本日仕事収め
といっても、お店は年内休まず営業してるし
新年も2日から、営業しております
わたしは
掃除もしたいし、おせちもちょこっと作りたいし、実家にも帰りたいし
ということで、明日から3日間お休みをもらった
お正月と言っても、お店はどこも開いているから
そんなに力んで用意することもないんだけど
一応
気持ちだけでも新たに

神戸から長男が元旦に帰ってくる
入れ違いに長女は大阪に年越しに行く
(ユニバ……3度目の正直のユニバのカウントダウンに行くらしい。寒いよ~)
ダンナとわたしと次男(受験生、)は家で年越し

こんなところです。

今年も明日1日を残すだけとなりました。

みなさま、良いお年を!








今年をふりかえって4 持ってんの?!

もうそろそろ1年前になるけど、ウリンの成人式があった。

着物は若かりし日のわたしが着た振袖が、ちょうどピッタリだったので、それを着させた。
背格好が同じなのだ。
写真を見比べてみると、ウリンの方が似合っている。
わたし……この子のために振袖を、ローン組んで買ったのだろうか?
という気持ちになったほどだ。

写真館に勤めているので、写真もいいのを撮ってもらったものの……
男の子にくらべて女の子は大変だな~ と、つくづく思った。
最近は、同窓会兼2次会というものがあるので、ドレスもいる!
ドレスがいれば、靴もアクセサリーもいる。
それを選ぶのでも、ああでもない、こうでもないと注文のうるさいこと!

……ナニがタイヘンかおわかりいただけただろうか?(涙

成人式当日の話。

一緒に行く友達は朝7時にできあがっていたため、美容院に行くウリンについてくることになtった。
美容院近くの駐車場の7番に、車をとめようとしたとき、ウリンが言った。

「おかあさん! 向こういっぱい空いてるじゃない。なんでわざわざとなりに車が停まっている場所にとめようとするの?」

あ、そうか。着物を着ているから、となりに車があると降りられないのか!
ウリンの忠告にしたがって、車を8番に移動した。
3人で美容院に行き、ウリンができあがって再び駐車場に降りてきたとき

ガッシャーーンッ!!

しばらく動けなかった。
ナニが起きたのか?
うちの車のすぐ横に、さっきまでなかったはずの白いセダンがあり、まわりは瓦礫がちらばっている。
なんと、となりの駐車場から、カベをつきやぶって、車が飛び出てきたのだ。
ちょうど7番の駐車場につっこんだ形で!

とりあえず誰にもケガがないのを確認してから、白いセダンの老婦人に
「大丈夫ですか?」
と、声をかけた。
老婦人はうまく電話ができないようなので、110番通報し、警察がくるのを待った。
(内心、成人式に間に合うかどうかで、かなり焦ってたんだけど)

しばらくして、一人の警官が自転車に乗ってやってきたが、あまりの惨状にすぐに応援を頼んでいた。
警察に事情を話して、成人式に向かった。
その車の中でのウリンの言葉がこうだ。

「おかあさん、あのまま7番に停めていたら、うちの車にぶつかってたよ。
うちらだって、ケガして成人式どころじゃなくなってたかも。
ウリンのおかげだね!」

おおっ! たしかにそうだ!

「ウリン、ナイスだったわ!」
一応褒めた。

それにしても
もしウリンが言わなければ
もし着物を着た友人が一緒じゃなかったら
そのまま7番にとめていたかもしれない……と思うと、ゾッとする。
今頃、老婦人を恨んでも恨んでも…・・の状態になっていたかもしれないのだ。
運命って、ほんとうにちょっとしたことで変わるのかもしれないな。


その話を久しぶりにあったアキに話すと
(アキは、子どもがみんな大学に入ると、はれてダンナさんの元へ向かった。
今は福岡に住んでいる。
アミちゃんが成人式は広島でしたいと言ってたため、一緒についてきたのだ。
この日はわたしと夕食を一緒にとった)

「そりゃノアさん、ウリンちゃん持ってんじゃないの?」

「はは、まっさかあ~」

の会話の最中に、同窓会に行ったウリンからLINEが……

『ビンゴでユニバのペアチケットとiPodが当たった!』

「だって!」
アキにラインを見せると

「ほら! やっぱり持ってる、持ってる!」
と、返ってきた。

う~ん、この日のウリンはたしかに何か 「持って」 いたのかもしれない。

……成人の日限定のヤツを ね!



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